オール・フォー・ワンが作中で使用した個性は多岐にわたり、それらを複合的に発動することで単独の軍隊に匹敵する破壊力を生み出しました。
代表的なストック個性には、超高圧の衝撃を放つ「空気押し出す」、自身の身体を兵器化する「鋲突」、空間を歪めて対象を引き寄せる・転送する「強制テレポート」、さらに「衝撃反転」「筋肥大」「赤外線感知」「超回復(限界あり)」などがあります。これらを複雑にブレンドし、自身の損傷した肉体を補う戦法を確立していました。
そして最終決戦において世界を驚愕させたのが、「若返り」のトリガーです。かつて壊理(エリ)の細胞から抽出・研究された「巻き戻し」の薬。死穢八斎會の遺産をドクター(殻木球大)が完成させたこの劇薬を自らに使用することで、かつてオールマイトに破壊される前の「全盛期の肉体」を一時的に取り戻しました。
しかし、この力は一度発動すれば使用者の意思で止めることができず、ダメージを負うごとに巻き戻しのスピードが加速するという、まさに後戻りのできない諸刃の刃でした。