ランキング上位の油を取り入れるのと同時に、あるいはそれ以上に重要なのが「体に悪い油を排除すること」だ。大豆油、コーン油、菜種油などがブレンドされた安価な「サラダ油」や、加工食品に隠されたマーガリン、ショートニングは要注意である。
これらの油に多く含まれるオメガ6脂肪酸(リノール酸)は、現代の食生活において過剰摂取になりがちだ。オメガ6とオメガ3の摂取比率は理想的には「2:1」から「4:1」とされるが、現代人の多くは「20:1」以上に偏っている。このアンバランスが体内でプロスタグランジンという炎症物質を生み出し、慢性的な疲労、アレルギー、肌荒れ、さらには動脈硬化を引き起こす原因となっている。高温精製過程で発生するヒドロキシノネナールなどの神経毒性物質にも注意が必要だ。