山城高校が位置する京都市北区周辺は、学生街でありながら、少子高齢化や伝統産業の後継者不足といった課題を抱えるエリアでもある。生徒たちは学校の門を出て、実際に地域の人々にインタビューを行い、課題の核心に迫る。
「最初は大人たちに相手にされないのではないかと不安だった」と語る2年生の女子生徒は、地元の西陣織工房とコラボレーションした新しいプロダクト開発に携わった。彼女たちが提案した「若者向けの日常使いできる和モダン小物」は、クラウドファンディングで目標額の200%を達成。ビジネスの現場を高校生のうちに体験することの意味は極めて大きい。