ホンビノス貝の大きな魅力のひとつが、コストパフォーマンスの高さです。スーパーでの値段相場は地域やサイズによって前後するものの、おおむね100gあたり80円〜150円前後で販売されており、国産ハマグリの3分の1から半値以下という手頃な価格で手に入ります。
特に千葉県船橋市の三番瀬(東京湾奥部)で水揚げされる個体は、「船橋のホンビノス貝」として地域団体商標(地域ブランド)に登録されており、豊洲市場をはじめとする全国の飲食店や市場で極めて高い評判を得ています。東京湾の栄養豊富なプランクトンをたっぷり食べて育った貝は、身入りが良く濃厚な旨味が凝縮されているのが特徴です。
春から初夏にかけてのシーズンには、千葉県や東京湾沿岸の潮干狩り場でも人気のターゲットとなっています。砂浜のやや沖合や干潟の砂泥地を熊手で探ると、ゴロリとした大粒のホンビノス貝が手応えとともに掘り出されます。アサリと比べてサイズが大きいため重量感があり、ファミリーやアウトドア愛好者からも大人気のアクティビティとして親しまれています。