2018年、週刊文春(文藝春秋)のグラビア企画「原色美女図鑑」に小保方氏が登場した際、日本中に激震が走った。撮影を担当したのは、昭和から平成にかけて数々のレジェンドたちをカメラに収めてきた巨匠・篠山紀信氏(故人)。白のノースリーブワンピースに身を包み、どこか憂いを帯びた表情でカメラを見つめる彼女の姿は、かつて割烹着を着て研究室を走り回っていた姿とはあまりにもかけ離れていた。
世間の反応は真っ二つに割れた。「なぜ今さら表舞台に出るのか」「反省が見られない」という猛烈なバッシングが巻き起こる一方で、「一人の女性として美しい」「第二の人生を歩む権利がある」といった擁護論も噴出。このグラビアは、単なる芸能人の写真集とは異なり、社会的な「事件」の当事者が自らを見せる手段として写真を選んだという点で、極めて異例の事態だった。