ビジュアルの劇的な変化を強烈に印象づけた転機といえば、フジテレビ系月9枠で放送されたドラマ『366日』だ。この作品で魅せた切なく繊細な表情は、従来のパブリックイメージを鮮やかに塗り替えた。切ない恋愛ドラマのヒロインという難役に挑む中で、視線の動かし方や唇の微細なニュアンスまで完全にコントロールされていた。
心揺さぶる感情を顔全体の微妙な陰影で表現する演技は、見る者に「まるで顔の印象そのものが変わった」と思わせるほどの衝撃を与えた。役柄にどこまでも没入することで生じる表情筋の変化が、視聴者にフレッシュな驚きとして届いた結果だ。作品ごとに別人へとなり替わる柔軟性こそ、彼女が第一線で重宝される理由にほかならない。