爆発的な人気とともに、ネット上の検索コミュニティやSNSではバンド名に関するいくつかの誤解や憶測が飛び交うことがあります。ここでは代表的な3つの疑問を検証します。
誤解1:メンバーの中に既婚女性がいたから「Mrs.」と名付けられた?
これは完全な事実無根です。結成当時のメンバーは全員10代後半の学生であり、既婚者はいませんでした。「Mrs.」を選んだのは純粋に響きの柔らかさや中性的なニュアンスを付与するためのクリエイティブな選択であり、メンバーの私生活や婚姻関係とは無関係です。
誤解2:IT企業のApple社や聖書の禁断の果実がモチーフ?
「GREEN APPLE」という単語から、スティーブ・ジョブズのApple社や、ビートルズの設立したアップル・レコード、あるいは宗教的なアダムとイブのリンゴを連想する考察が一部で見られます。しかし、公式に語られている真相は「高校生が集まったファミレスで、親しみやすい食べ物の名前を出した」という極めて自然体な発案が起点です。高尚な宗教的メタファーではなく、日常に寄り添うポップスを目指した結果のネーミングです。
誤解3:大森元貴のワンマン体制で、バンドとしての意味が薄れている?
全楽曲の作詞・作曲・編曲を手掛ける大森元貴の才能が突出しているため、時にソロプロジェクトのように捉えられることがあります。しかし、若井滉斗の鋭利かつエモーショナルなギタープレイや、藤澤涼架の華やかで躍動感ある鍵盤とステージパフォーマンスは、ミセスのサウンドに不可欠なピースです。3人の信頼関係と個性がぶつかり合うからこそ、「Mrs. GREEN APPLE」という集合体のエネルギーが維持されています。