赤ちゃんの激しい首振りは障害?寝る前の理由とてんかんの見分け方

赤ちゃんの激しい首振りは障害?寝る前の理由とてんかんの見分け方

赤ちゃんの激しい首振りは障害?寝る前の理由とてんかんの見分け方とはどのようなものなのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

Q1:首をブンブン振って笑っているのは放置しても大丈夫ですか?
A1:全く問題ありません。自分の首を自由に動かせるようになった達成感や、周囲の景色がブレて動く面白さを楽しむ感覚遊びです。保護者が過剰に制止する必要はなく、「上手に動かせたね」と温かく見守ってあげてください。

Q2:寝る前の首振りが激しくて頭を布団に擦り付けています。脳に悪影響はありませんか?
A2:赤ちゃん自身の力で布団に頭を擦り付ける程度で脳に悪影響が出ることはありません。これは眠気と戦いながら神経を落ち着かせるためのセルフスージング(入眠儀式)です。摩擦で皮膚が赤くなったり擦り傷ができる場合は、摩擦の少ない綿100%のシーツに変えるなどの物理的ケアを行ってください。

Q3:点頭てんかん(ウエスト症候群)と普通の首振りの見分け方は?
A3:最大の識別点は「動作の方向」と「周期性」です。普通の首振りの多くは「左右」への連続運動ですが、点頭てんかんは頭が「前方」にお辞儀するようにカクンと倒れ、数秒から数十秒の間隔を空けて発作が繰り返されます(シリーズ発作)。また、点頭てんかんでは発作の前後に発達の停滞や退行(笑わなくなる等)が見られます。

Q4:シャダリングアタック(身震い発作)とは何ですか?てんかんとは違うのですか?
A4:生後半年から幼児期に見られる、上半身や頭を一瞬「ブルブルッ」と寒気を感じたように震わせる良性の生理的現象です。数秒で終わり、意識の消失や発達の遅れを伴いません。脳波検査を行ってもてんかん波は見られず、年齢とともに自然に消失するため特別な治療は不要です。

Q5:小児科を受診する際、医師に正確に伝えるためのコツはありますか?
A5:言葉での説明だけでは伝わりにくいため、スマートフォンで「全身が映る動画」「顔のアップ」を撮影して提示するのが最も確実です。あわせて、「いつから始まったか」「1日に何回起きるか」「寝起きや就寝前など特定のタイミングがあるか」「発作時の意識の有無」をメモして持参してください。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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