日本中で愛唱される「この味がいいねと君が言ったから七月六日はサラダ記念日」の作者は、現代日本を代表する歌人の俵万智(たわら まち)です。俵万智の年齢は1962年12月31日生まれの63歳(2026年時点)。大阪府門真市に生まれ、自然豊かな福井県で思春期を過ごしたのち、早稲田大学第一文学部日本文学専修へと進学しました。
大学在学中に歌人・佐佐木幸綱氏との出会いを機に作歌を本格化させ、卒業後は神奈川県立橋本高等学校で国語教諭を務めながら創作活動を継続。1986年に教員生活の傍ら応募した「八月の朝」で第32回角川短歌賞を受賞し、翌1987年に刊行した第一歌集『サラダ記念日』が瞬く間に社会現象を巻き起こしました。同作は第32回現代歌人協会賞を受賞し、短歌の世界に革命をもたらした俵万智の経歴における決定的な金字塔となっています。
その後も『かぜのてのひら』『チョコレート革命』『プーさんの鼻』『未来のサイズ』など、人生のライフステージごとの情感を鮮やかに切り取った俵万智の代表作を次々と世に送り出しました。俵万智の現在は、仙台、沖縄県石垣島、宮崎県などを経て各地の文化拠点に関わりつつ、朝日歌壇や日経歌壇の選者を歴任。2023年には長年の文学的功績から紫綬褒章を受章しました。2026年現在も自身の公式SNSや文芸誌でのエッセイ執筆、若手クリエイターとのコラボレーションなど、歌壇の重鎮にとどまらない柔軟な発信を続けています。