2002年に「第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン」でグランプリを受賞し、芸能界入りを果たした石原さとみさん。NHK連続テレビ小説『てるてる家族』や映画『わたしのグランパ』に出演していた十代初期の彼女は、黒髪にふっくらとした頬、少し肉感的な唇と丸みを帯びた鼻先が印象的な、健康的でナチュラルな少女でした。
当時の映像やスチール写真を詳細に確認すると、鼻筋の通りのベース自体は生まれつき高いものの、頬周りにしっかりとした皮下脂肪(いわゆるベビーフェイス特有のふくらみ)があったため、鼻筋全体の陰影が現在ほど際立っていなかったことが分かります。小鼻の広がりや鼻先の丸みが強調され、素朴で愛らしい印象を与えていました。
20代後半以降、ドラマ『リッチマン、プアウーマン』や『失恋ショコラティエ』『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』の頃になると、顔全体の脂肪が落ちて輪郭が劇的にシャープに変化。それに伴い、埋もれていた鼻根部から鼻先にかけてのラインがくっきりと浮き出るようになりました。これが「鼻が変わった」と視聴者に強いインパクトを与えた最初の契機といえます。