レジオン・ドヌール勲章とは?歴代日本人受章者の選定理由と辞退の真相

レジオン・ドヌール勲章とは?歴代日本人受章者の選定理由と辞退の真相

レジオン・ドヌール勲章とは?歴代日本人受章者の選定理由と辞退の真相についての真相をご紹介します。

レジオン・ドヌール勲章の歴史は、フランス革命後の混乱が続く1802年5月19日、当時第一執政の座にあったナポレオン・ボナパルトによって創設されたことに始まります。旧体制(アンシャン・レジーム)下の貴族的な身分特権を廃止したフランスにおいて、「軍人であれ文民であれ、卓越した功績を挙げた市民を国家が平等に称える」という実力主義の理念が根底に据えられました。

本勲章は下位から上位へ向けて5つの階級(ランク)に厳密に区分されており、原則として初受章時は最下位の階級からスタートし、長年の功績を重ねることで昇級していく昇叙システムが採用されています。

階級(ランク)詳細・章記の特徴一般的な基準・定員編集部の見解・評価グランクロワ
(Grand-Croix)最高位。大綬(サッシュ)を肩から斜め掛けし、右胸に銀星章を着佩。定員極少(生存現職制限あり)。国家元首や極めて異例の功労者。実質的な国家元首・首相級の栄誉。日本人では歴代首相や皇族等に限定。グラントフィシエ
(Grand Officier)第2位。左胸にリボン章、右胸に星章を佩用する大将校級。コマンドゥール受章後、極めて長期の卓越した貢献が必要。国際機関のトップや長年二国間関係を支えた重鎮が対象。コマンドゥール
(Commandeur)第3位。首から中綬で佩用する司令官級の頸飾。オフィシエ受章から最低5年以上の顕著な活動継続が条件。世界的映画監督・世界的財界首脳など、世界的認知を得た人物が到達。オフィシエ
(Officier)第4位。胸部リボンに「ロゼット(バラ結びの飾り)」が付く将校級。シュヴァリエ受章から最低8年以上の活動継続が審査基準。文化・産業界で二国間の橋渡しを決定づけた中核的キーマン。シュヴァリエ
(Chevalier)第5位(騎士級)。赤いリボンのみで左胸に佩用。登竜門。文民として最低20年以上の傑出した活動実績が前提。レジオン・ドヌールの第一歩。一般的にニュースで報じられる大半がこれ。
池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。