相撲の廻しの下に下着はNg?力士が何も履かない衝撃の理由と伝統の真相

相撲の廻しの下に下着はNg?力士が何も履かない衝撃の理由と伝統の真相

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「もし取組中に廻しが完全にほどけてしまったらどうなるのか?」という点について、相撲規則には明確な処分規定が存在します。それが相撲界で最も不名誉とされる「不浄負け(ふじょうまけ)」です。

日本相撲協会の勝負規定において、「取組中に廻しが外れ、前袋が落ちて局部が露出した場合」は反則負け(不浄負け)となると定められています。土俵を神聖な場として尊ぶ大相撲において、観客や神前に不浄を晒すことは最大の禁忌とされるためです。

しかし、近現代の大相撲本場所において、不浄負けが記録された事例は歴史上極めて稀なケース(1917年5月場所および2000年5月場所の序ノ口取組など)に限られます。現場では万が一の事故を防止するため、以下のような厳格な現場対応フローが敷かれています。

取組中に行司が「廻しが緩んでいる」と判断した場合、行司は両力士の動きを止める「まわし待った」をかけます。両力士の体勢を完全に静止させた上で、行司自らが力士の廻しを締め直して締め込みの安全を確認し、再び元の体勢から取組を再開させます。このように、廻しが脱落する前に必ず行司による安全介入が入るため、決定的なアクシデントは防がれているのです。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。