二人の物語の原点となったのは、2017年に公開された映画『兄に愛されすぎて困ってます』(通称:兄こま)での共演です。撮影自体は2016年の夏から秋にかけて行われ、片寄涼太は血の繋がらない妹を溺愛する兄・橘はるか役、土屋太鳳はヒロインの妹・せとか役を熱演しました。
作中では胸キュンシーンが連続し、息の合った掛け合いがスクリーン越しにも伝わっていましたが、撮影現場での二人はまさにプロフェッショナル同士としての信頼を急速に深めていました。ストイックに役作りに向き合う土屋太鳳の姿勢に片寄涼太が惹かれ、同時にグループ活動と並行して初主演映画に全力で挑む片寄涼太の誠実さに土屋太鳳も心を打たれたと伝えられています。
映画のプロモーション期間が終了した2017年末頃から本格的な交際へと発展。二人が徹底したのは「一切の目撃情報を出さない徹底した極秘交際」でした。外食デートを極力控え、会うのはもっぱらお互いの自宅や信頼できる共通の知人を交えたプライベート空間のみ。芸能界の第一線を走るトップアイドルとトップ女優としての責任感を共有していたからこそ、約5年という長い交際期間を誰にも悟られることなく愛を育み続けました。
当時、ファンの間ではSNS上の持ち物や言葉の端々から「交際しているのではないか」という匂わせの噂が囁かれることもありましたが、決定的なスクープ写真が撮られることは一度もありませんでした。お互いの立場とファンを傷つけないよう配慮し抜いた姿勢は、後の電撃発表時に多くの賞賛を集める要因となっています。