麻生の湯が誇るコアバリューは、地下深くから湧出する良質な自家源泉です。泉質分類としてはナトリウム・カルシウム―塩化物温泉(弱アルカリ性高張性低温泉)に該当し、湯に身を沈めた瞬間に肌を包み込む独特のとろみと、濃厚なミネラル感が特徴です。
塩化物泉は古くから「熱の湯」「温まりの湯」と称され、塩分が皮膚表面に微細な皮膜を形成することで汗の蒸発を防ぎ、抜群の保温・保湿効果を発揮します。神経痛、筋肉痛、冷え性、関節のこわばりに対する効能はもちろん、入浴後もしばらくポカポカとした熱感が持続するため、厳冬期の越後路においては至高の癒やしとなります。
そして何より利用者を惹きつけてやまないのが、開放感抜群の露天風呂です。眼下に広がる長岡の田園風景や遠く連なる山並みを眺めながら浸かる湯は格別で、夕刻には茜色に染まる空を、夜には澄んだ空気の中に瞬く夜景を望むことができます。四季折々の移ろい、とりわけ冬のしんしんと降り積もる雪景色を眺めながらの「雪見露天」は、都市部の施設では絶対に味わえない贅沢な時間を提供してくれます。