一方で、カプセルホテルという建築構造上、事前に理解しておかなければストレスにつながるポイントも存在します。
1. 「完全無音」ではない構造上の宿命
日本の消防法上、カプセルユニットの入り口を鍵で完全密閉することは禁じられており、アコーディオンカーテンやロールスクリーンで仕切る形になります。そのため、他人のいびきや足音、アラーム音、荷物を整理する音はどうしても遮断できません。耳栓はフロントで配布・用意されている場合が多いですが、音に極端に敏感な方は高性能なノイズキャンセリングイヤホンや自前の耳栓を持参するのが鉄則です。
2. 荷物預かりとロッカーサイズの制限
大型のスーツケース(受託手荷物サイズ)は、ユニット内の個人ロッカーに入り切らない場合があります。その際はフロント前や指定の荷物置き場(ワイヤーロック併用等)で荷物預かり対応を依頼することになります。貴重品管理は必ず手元のセーフティボックスや身につけて管理する意識が必要です。
3. チェックイン時間と連泊時のルール
通常、チェックイン時間は15:00〜深夜まで柔軟に対応していますが、連泊する場合でも日中の清掃時間帯(例:10:00〜15:00等)は一度カプセルエリアからの退出を求められるプランが一般的です。日中も終日カプセル内に籠もりたい場合は、デイユースプランの追加や連泊規定をあらかじめ確認しておく必要があります。