行政手続きにおいて最も致命的なタイムロスを生むのが、「管轄地域の誤認」と「休館日の見落とし」という2大トラップです。ネット上の体験談を鵜呑みにして上京し、窓口で門前払いとなるケースが依然として存在します。
まず、麻布十番の領事部が管轄しているのは「東京都、千葉県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県」の1都5県にお住まいの方です。神奈川県や静岡県にお住まいの方は横浜の総領事館、大阪府や近畿圏の方は大阪の総領事館、愛知県など東海地方の方は名古屋の総領事館など、住民票の所在地に基づいた厳格な管轄割がなされています。管轄外の領事窓口では、いかなる理由があっても申請書類を受理してもらえません。
次に、スケジュールを狂わせる最大の要因が韓国大使館 休館日 カレンダーです。大使館・領事部は、日本の祝日(元日、成人の日、ゴールデンウィーク、お盆期間の祝日など)だけでなく、韓国の国慶節・祝祭日も完全に休館となります。
具体的には、3・1節(3月1日)、光復節(8月15日)、開天節(10月3日)、ハングル日(10月9日)、さらには旧正月(ソルラル)や秋夕(チュソク)の連休期間などが該当します。日本のカレンダーでは平日であっても領事部が閉まっている日があるため、渡航前の有給休暇取得や移動計画を立てる際は、必ず公式サイトで年間の休館日一覧を照合してください。