求職者が最も注視する待遇面において、ダイキン工業は国内大手メーカー屈指の好待遇を維持しています。有価証券報告書の最新開示情報によると、全社平均年収は約850万〜900万円(平均年齢41歳前後)で推移しており、関西系重工業・電機メーカーの中でも頭一つ抜けたポジションを確立しています。
滋賀製作所における技能職(高卒・高専卒等の現場配属正社員)の場合、20代前半で年収380万〜450万円、30代中堅で550万〜650万円、職長や主任クラスに昇格すると700万円超に達します。また、中途採用や新卒で入社した技術系総合職(生産技術、設備保全、品質保証など)は、30代前半で750万〜850万円、課長級(マネジメント層)に到達すれば1,000万〜1,200万円が視野に入る給与体系です。
高水準の年収を牽引しているのが、年間約5.5〜6.5ヶ月分が安定して支給されるボーナス(賞与)です。業績連動制が色濃く反映されるものの、世界的な脱炭素シフトに伴うヒートポンプ需要の拡大と北米・欧州市場の堅調な推移により、安定した原資が確保されています。
福利厚生の充実度も特筆に値します。年間数万円相当のポイントが付与される選択型福利厚生(カフェテリアプラン)をはじめ、独身寮・社宅制度、借上社宅における手厚い家賃補助、財形貯蓄、社員持株会など、生活防衛に直結するセーフティネットが張り巡らされています。
一方、期間工(契約社員)の待遇も製造業界で高水準を維持しています。時給は1,400円〜1,600円水準(残業・夜勤時は割増)に設定されており、月収見込みは残業20時間を含めて28万〜33万円前後。これに加えて、契約満了ごとに支給される満了慰労金(報奨金)や入社祝い金、赴任旅費の支給があり、初年度から年収400万〜440万円を狙える設計となっています。