青い海を目指すか、冷涼な森に身を委ねるか。夏の二大巨頭であるビーチリゾートと高原の避暑地だが、選び方を誤ると人混みと渋滞で疲弊するだけに終わる。明暗を分けるのは、アクセスのしやすさよりも「滞在エリアの専有性」だ。
例えば沖縄本島の混雑を避け、離島のプライベートヴィラや知られざる入江を選ぶビーチ派。一方で、標高1,000メートルを超える信州や北関東の奥座敷で、エアコン要らずの夜を過ごす山派。涼しさと静けさを最優先するなら、気温が平地より5〜8度低い高原の避暑地に軍配が上がるが、海辺の開放感も捨てがたい。どちらを選ぶにせよ、チェックインからチェックアウトまで人混みに遭遇しない動線設計がなされた宿を確保することが鉄則だ。