近年、グラビア界や美容業界でも定着した「マシュマロ肌」「マシュマロボディ」という言葉。なぜこれほどまでに多くの男性がこの質感に惹かれるのでしょうか。そこには生物学的なスキンシップのメカニズムが深く関わっています。
マシュマロ体型がモテる理由の筆頭は、触れた瞬間の「低反発な弾力」と「温もり」にあります。男性の身体は筋肉量が多く骨格が角張っているため、自分にはない「圧倒的な柔らかさ」に対して強い憧憬と癒しを抱きます。
取材の現場で頻繁に聞かれたのが、「ベッドやソファで寄り添ったときの充足感がスリムな人とは決定的に違う」という声です。男性が抱き心地が良いと感じる体型とは、腕の中にすっぽりと収まった際に骨の硬さを感じさせず、ふんわりと全身を受け止めてくれるような適度なクッション性を持つ体型を指します。皮膚が適度な水分と油分を蓄え、もっちりとした弾力を備えているとき、男性の脳内では幸福ホルモンと呼ばれるオキシトシンの分泌が促されることが分かっています。
象徴的なアイコンとして男性から長年圧倒的な支持を得ている男が好きな体型の芸能人を挙げると、その傾向は一層明白になります。
例えば、綾瀬はるかさんや有村架純さん、深田恭子さん、そしてバラエティ等でも親しまれる磯山さやかさん。彼女たちに共通しているのは、決して骨ばった細さではなく、豊かなデコルテ、血色の良い肌、しなやかな丸みを帯びた女性らしいフォルムを維持している点です。女性が目指しがちな「極限まで無駄を削ぎ落としたスタイリッシュさ」よりも、親しみやすさと色気が同居する「たおやかな生命感」こそが、男性が本能的に求める理想像なのです。