天王寺のランチシーンを語る上で外せないのが、商業施設ごとの明確なキャラクター分けです。大手グルメサイトの評価スコアが3.5を超える名店も多数集まる中、訪れる目的によって選ぶべきエリアは大きく異なります。
まず圧倒的な集客力を誇るのがあべのハルカス近鉄本店(タワー館・ウイング館)のダイニングフロアです。地上100メートルを超える高層階からの絶景を眺めながらいただく上質な和食御膳や本格肉料理は、遠方からの来客をもてなす際や特別な日のランチとして高い支持を集めています。一方で、JR天王寺駅直結の天王寺MIO(本館・プラザ館)は、若年層や働く世代を中心に支持されるトレンドグルメの宝庫。エキナカ感覚で立ち寄れる利便性と、SNSで話題の最新カフェやボリューミーな定食が共存しています。
「観光客で溢れるフロアを避けたい」「地元民が通う実力派を知りたい」という層に選ばれているのが、谷町筋を挟んだ阿倍野エリアの地下街「ヴィアあべのウォーク」や、四天王寺夕陽ケ丘方面へと続く路地裏の天王寺 穴場 ランチです。昔ながらの洋食店や老舗蕎麦処、職人が握る海鮮丼専門店など、派手な広告を出さずとも連日満席になる実力店が点在しています。