宝塚歌劇団89期生として入団し、宙組・星組で主要な男役スターとして輝かしい足跡を残した七海ひろきさん。2019年3月の退団発表は多くのファンに衝撃を与えましたが、その決断の根底には「表現者としての次なるステージへの渇望」がありました。
退団会見や当時のインタビューにおいて、七海さんは宝塚での日々に完全燃焼したことを明かしつつも、幼少期からアニメやマンガをこよなく愛し、声優という職業に対して強い敬意を抱き続けていたことを語っています。単なる話題作りのタレント起用ではなく、元宝塚から声優への本格転身を決意した背景には、身体表現の枠組みを飛び越え、「声だけでキャラクターに命を吹き込みたい」という純粋な探求心が存在していました。
退団後、芸能事務所「アンドステア(ANDSTIR)」へ所属すると同時に、大手レーベル「キングレコード」からのメジャーデビューを発表。ファンクラブ「7seas+(セブンシーズプラス)」の立ち上げとともに、声優・アーティスト・舞台俳優を三位一体で展開する新たなキャリアモデルを切り拓いていきました。