そもそも、なぜアンパンマンの遊技機化は「100%あり得ない」と言い切れるのか。最大の理由は、原作者である故・やなせたかし氏の強固な理念と、作品が背負う社会的責任にある。
アンパンマンは、飢えに苦しむ者に己の顔をちぎって与える「究極の自己犠牲と愛」をテーマに誕生した。版権を管理するフレーベル館や日本テレビ、TMSエンタテインメントなどの関係各社は、やなせ氏の遺志を厳格に守り続けている。子供たちの夢と健やかな育成を最優先とするブランド方針において、成人向けのギャンブル要素を含む遊技機へのライセンス提供は、絶対に許可されない不可侵の領域なのだ。