現在、野村悟被告は福岡拘置所に勾留されながら、最高裁判所における上告審の審理を待つ身となっています。2024年3月に福岡高等裁判所で下された控訴審判決に対し、検察側は死刑の適用を求めて上告し、弁護側も市民襲撃事件全件での無罪を主張して上告状を提出しました。
拘置所内での野村被告は高齢(1946年生まれ)に達しており、健康状態を保ちながら弁護団との接見を重ねていると伝えられます。かつて北九州市を恐怖で支配し、警察幹部や一般市民に牙を剥いた組織の威勢は見る影もなく、最高裁による最終決定がいつ下されるのかが法曹界および治安関係者最大の関心事となっています。
最高裁の判断次第では、二審の無期懲役判決が確定するのか、あるいは審理が高裁へ差し戻されるのか、日本の暴力団犯罪捜査と量刑相場の根幹を揺るがす極めて重大な局面を迎えています。