2017年3月21日、山本裕典が長年所属していた芸能事務所エヴァーグリーン・エンタテインメントは、突如として彼とのマネジメント業務委託契約を終了したと公式発表しました。当時の芸能界において、主演級の人気俳優が不祥事の即座発表とともに「解雇」に近い形で契約を切られる事態は極めて異例であり、業界内外に大きな衝撃を与えました。
事務所側が発表した公式リリースには、「契約内容に違反する行為が複数回見受けられたため、度重なる協議を重ね、改善を促してまいりましたが、これ以上のマネジメントを継続することは困難であると判断いたしました」と明記されていました。ここで注目すべきは、警察沙汰になるような明確な違法行為や刑事事件を起こしたわけではないという点です。事務所側が示した契約解除の真相は、法的な犯罪ではなく、私生活における度重なる規律違反と業務上の取り決めを無視した行動パターンにありました。
公式発表資料および関係者の証言によると、事務所側はそれまで数年にわたり、週刊誌等で取り沙汰される奔放な私生活に対して幾度となく厳重注意と生活態度の改善を求めていました。しかし、本人の行動が改まる兆しが見られず、タレントとマネジメント組織の間で最も根幹となる「信義誠実の原則」が完全に崩壊したことが、最終的な解雇通告という厳しい決断に繋がったと記録されています。