クライアントソフトの設定不備も、見過ごせないトラブル要因だ。長年使い続けてきたIMAP/SMTP接続のアカウント設定が、プロバイダ側の暗号化プロトコル廃止やポート番号の変更によって突然無効化される事例が相次いでいる。
とりわけ、パスワード認証のみに依存する「安全性の低いアプリ」からのアクセスは、各社によって遮断が進められた。OAuth 2.0などの現代的な認証方式への移行を怠った端末では、昨日まで送受信できていたクライアントがある朝突然沈黙する。ポート番号がSSL/TLS対応の正しい値(SMTPなら465または587、IMAPなら993)に設定されているか、再検証が不可欠だ。