彼女が選択した学びの場は、地元・福岡にある博多女子高等学校だった。ブレイク直後、多くの芸能人が拠点をすぐさま東京へ移す中、彼女は高校卒業まで福岡の自宅から東京の現場へ通い続ける生活を選択した。
早朝の飛行機で羽田空港へ飛び、東京での撮影やTV収録をこなした後に深夜便で福岡へ戻る。そんな過酷なスケジュールが常態化していた。移動中の車内や機内が彼女にとっての「勉強部屋」であり、移動時間に教科書やプリントを開いて課題をこなす姿が日常的だった。地元の仲間たちと過ごす女子校特有の賑やかな時間は、過密日程をこなす彼女にとって何物にも代えがたいリフレッシュの場であり、女性アイドルとしての緊張感を解きほぐす大切な安らぎの空間であった。