「近所で一番評価が高いから」という理由だけで安易に店舗を決めてしまうと、期待外れに終わるリスクがあります。現在、国内で展開されている猫カフェは大きく3つの業態に分化しており、それぞれのコンセプトに応じた使い分けが求められます。
第1に、血統種を中心とした「エンタメ・ラウンジ型」です。マンチカンやスコティッシュフォールドなどの人気品種が多く在籍し、漫画の読み放題や電源・Wi-Fi環境が完備された大手チェーン店がこれに該当します。第2に、行き場のない猫たちの譲渡活動を主目的とする「保護猫カフェ」です。そして第3に、落ち着いた照明と防音設備を備えた「個室・隠れ家型」です。
店舗選びで失敗しないための最大の指標は、「猫が主体的に人間と関われる環境が整っているか」という点に尽きます。猫用の高いキャットタワーや完全な退避スペース(客が立ち入れない休憩室)が確保されている店舗ほど、フロアに出てきている猫たちの精神状態が安定しており、結果として人間側に対しても穏やかな反応を示してくれます。