問題の根底にあったのは、過度な飲酒と集団心理がもたらした歯止めの利かない暴走だった。該当同好会「BADBOYS」では、以前から一部のメンバーによる粗暴な振る舞いや過激な宴会動画の存在が噂されていたものの、組織内で自浄作用が機能することはなかった。SNSを介して全世界に拡散された映像には、笑い声をあげながら宿の設備を損壊する若者たちの姿が刻まれており、その無神経さが視聴者の激しい怒りを買った。
神戸大学が公表した正式発表では、現地調査に基づく詳細な事実認定とともに、首謀者を含む参加学生への懲戒処分が明記された。大学としての管理不届きを認める形となったが、なぜこのような事態を未然に防止できなかったのか、組織内部の構造的リスクに対する追及はその後も続いている。