LINEのアップデートを巡っては、インターネット上で事実とは異なる誤解や都市伝説が長年囁かれ続けています。無用な恐怖心を払拭するため、特に問い合わせの多い3つの誤解を正しく解体します。
もっとも頻繁に見られるのが、「アップデートすると料金が発生するのではないか」という課金に関する誤解です。LINEアプリ自体のアップデートは完全に無料であり、更新ボタンを押したことによって月額費用や追加料金を請求されることは一切ありません。通信にかかるパケット代金を除けば、費用面の心配は無用です。
次に根強いのが、「アップデートしたら過去のトーク履歴や友だちリストがすべて消える」という恐怖心です。アップデートはプログラムの上書き処理であるため、内部に保存されているデータベース(トーク履歴、アルバム、スタンプ、友だち情報)はそのまま保持されます。ただし、端末のストレージが極限まで枯渇した状態で無理に更新を実行すると、ファイル破損が起きて初期化が必要になる例外的な事故がゼロではありません。だからこそ、先述したトーク履歴の事前バックアップが防波堤として機能します。
さらに深刻な盲点となっているのが、「相手に迷惑をかけていることに本人が気づかない」という点です。「自分は不便を感じていないから古いバージョンのままでいい」と放置していると、友だち側が送った投票機能や最新形式のイベント案内、位置情報共有が正常に開けず、グループ全体のコミュニケーションを阻害してしまうケースが多発しています。LINEは双方向の通信インフラである以上、自分のバージョンを維持することは周囲への配慮にも直結しています。