姿を消していた期間、彼は一体どこで何をしていたのか。取材班が入手した内部情報により、海野が極秘裏に医療機関へ入院し、本格的な治療に取り組んでいた事実が浮き彫りになった。
主治医として治療チームを率いたのは、依存症治療の世界的権威として知られる佐藤医師だ。治療の拠点となったのは、国内最高峰の医療体制を誇る国立精神・神経医療研究センター。面会制限が敷かれた特別病棟で、彼は己の弱さと徹底的に向き合っていたという。「初期段階では激しい離脱症状と精神的な葛藤が見られたが、本人の復帰にかける執念は凄まじかった」と、医療関係者は当時の様子を明かす。