Q1:日本で一番面積が大きいカルデラ湖はどこですか?
A1:日本で最も面積が大きいカルデラ湖は、北海道東部に位置する屈斜路湖(くっしゃろこ)です。面積は約79.54平方キロメートルにおよび、カルデラ湖としては世界でも有数の広さを誇ります。湖の中央部には周囲約12キロメートルの巨大な中島が浮かび、湖畔には温泉が自噴する「砂湯」などの活発な地熱現象が見られます。
Q2:摩周湖もカルデラ湖ですか?なぜ「火口湖」と呼ばれることがあるのですか?
A2:摩周湖も地質学的にはれっきとしたカルデラ湖(摩周カルデラ)です。約7000年前の大噴火によって形成された比較的新しいカルデラに水が溜まってできたものです。かつて噴火口とカルデラの区別が曖昧だった時代に「火口湖」と紹介された名残がありますが、窪地の直径が約7キロメートル×約5キロメートルに及ぶため、定義上カルデラ湖に分類されます。
Q3:カルデラ湖の水深が非常に深いのはなぜですか?
A3:カルデラ湖が深いのは、マグマ溜まりから大量のマグマが噴出した後、空洞になった地下に向かって上部の地殻が垂直に大きく崩れ落ちる(ピストン陥没など)ためです。通常の侵食作用で作られる谷や平野とは異なり、一気に数百メートルの落差を持つ巨大な崖(外輪山)に囲まれたすり鉢が形成されるため、支笏湖(最大水深360.1メートル)や十和田湖(最大水深326.8メートル)のように国内屈指の深海のような深さになります。
Q4:カルデラ湖の底から再び噴火する可能性はありますか?
A4:可能性は十分にあります。カルデラ湖の多くは地下深部に依然として熱源やマグマの供給路を有しています。実際に十和田湖では平安時代の西暦915年に湖底近くから巨大噴火が発生し、大量の火山灰が東北全域を覆いました。現在も気象庁などの専門機関によって24時間体制の地殻変動監視や水温観測が行われています。