マリテフランソワジルボー再流行の真相!韓国人気と日本の取扱店2026

マリテフランソワジルボー再流行の真相!韓国人気と日本の取扱店2026

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ブランドの原点に目を向けると、ファッション史におけるその功績は計り知れません。1972年、フランス人スタイリストのマリテ・バシェレリー(Marithé Bachellerie)とフランソワ・ジルボー(François Girbaud)によって設立。彼らは世界で初めて「工業的ストーンウォッシュ加工」を実用化したパイオニアであり、レーザー加工による環境配慮型デニムなど、革新的な技術を次々と世に送り出しました。

1990年代には、アメリカのヒップホップシーンで「シャトルパンツ(ベルクロストラップ付きの極太デニム)」が大流行し、ノーベル賞級とも称された立体裁断と相まって世界的ステータスを確立。日本でもストリートカルチャーの代名詞として爆発的なセールスを記録しました。

しかし、2000年代後半以降、過度なライン拡張やファストファッションの台頭、さらにグローバル市場でのライセンス管理の複雑化が仇となり業績が悪化。2013年には本国フランスの運営企業が破産手続きに入る事態となり、世界各地の直営店が閉鎖に追い込まれました。かつてのファンにとって「ジルボー=歴史の中に消え去ったブランド」という認識が定着したのはこの時期です。

2026年現在の状況は、まさに「完全復活の第二章」と呼ぶにふさわしいフェーズを迎えています。創業者のクリエイティブスピリットを尊重しつつ、アジア発の現代的なマーチャンダイジングが融合したことで、欧米市場からも逆輸入の形で再評価が進んでいます。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。