貴金属市場におけるゴールドの記録的な高騰が続くなか、相対的な割安感とともに再評価されているのがプラチナだ。宝飾業界の国際機関であるプラチナギルドインターナショナルの動向レポートを見ても、男性購買層のシェア拡大は顕著である。
かつてジュエリーはステータスの誇示だった。だが今は違う。日本ジュエリー協会の関係者が指摘するように、成熟した大人が求めるのは「控えめでありながら圧倒的な本物感」だ。プラチナ特有のずっしりとした比重、汗や皮脂にも変色しない化学的安定性、そして肌に吸い付くような冷涼なタッチ。メンズファインジュエリーの主役として、白金が選ばれるのは必然と言える。