教団の解体後、信者たちは複数の派生団体へと分裂した。かつて教団の広報担当としてメディアに頻繁に露出していた上祐史浩氏は、主流派から離脱して新たな団体「ひかりの輪」を設立。自らを「オウム真理教からの脱却」を掲げる存在と位置づけ、対外的な発信を続けている。
しかし、公安調査庁は今なお厳しい警戒の目を緩めていない。主流派とされる「アレフ」やその他の分派も含め、麻原への帰依を潜在的に保持している危険性が指摘されているからだ。表面上は社会適応を装つつも、潜伏する教義への執着や資金集めの実態に対し、公安調査庁による観察処分の更新と監視体制は2026年現在も継続している。