SNSや料理コミュニティ上で頻繁に見られる炊飯の失敗談を検証すると、多くの人が「早炊きモード時の吸水不足」と「お米と水の比重の混同」に陥っています。
忙しい平日の夜に重宝される炊飯器2合の早炊き時間の目安は約20〜35分です。しかし、早炊き機能は通常炊飯に含まれる「吸水工程」を短縮して一気に高火力で加熱するプログラムになっている機種が大半を占めます。そのため、洗米直後に早炊きを開始すると、お米の中心まで水分が届かず「芯が残る」「パサつく」といったトラブルが発生しやすくなります。早炊きを使う場合でも、常温の水で最低15分吸水させてからスイッチを押すだけで、通常炊飯と遜色ないふっくらとした食感に仕上がります。
現場のリアルな検証データからも、冬場などの水温が低い時期は吸水速度が低下するため、ぬるま湯を使用するか浸水時間を長めに取ることがプロの現場では常識となっています。