風邪に栄養ドリンクは逆効果?薬との併用や選び方の真相を徹底検証

風邪に栄養ドリンクは逆効果?薬との併用や選び方の真相を徹底検証

風邪に栄養ドリンクは逆効果?薬との併用や選び方の真相を徹底検証の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。

「高価な栄養ドリンクを飲んだのに、かえって下痢をして体力が落ちた」「夜中に目が冴えて一睡もできなかった」という経験を持つ人は少なくありません。ここには明確な栄養ドリンク逆効果の理由が存在します。

第一の理由は、発熱時の栄養ドリンク選びにおける「糖分濃度」と「胃腸機能の低下」の不一致です。高価格帯や濃厚な滋養強壮ドリンクには、味を整えカロリーを補給するために、果糖ブドウ糖液糖や高濃度の糖質が含まれている製品が多く見られます。しかし、風邪で発熱しているとき、体内では免疫反応に血流が優先配分され、胃腸の蠕動運動や消化液の分泌機能は著しく低下しています。そこへ高浸透圧の濃厚な液体を流し込むと、胃もたれや浸透圧性の下痢を引き起こし、かえって脱水症状を助長してしまうのです。

第二の理由は、寝る前の栄養ドリンクの摂取方法にあります。就寝直前に冷えたドリンクを一気に飲み干すと、内臓が急激に冷やされ、免疫細胞の活動性が低下します。また、アルコール(エタノール)をごく微量含有する医薬品ドリンクの場合、アルコール過敏症の人は体温の急変や心拍数の上昇で睡眠が分断されます。

風邪に効く栄養ドリンクの飲むタイミングとしては、空腹時を避け、消化の良い温かいおかゆやスープなどを少量口にした後、または「就寝の30分〜1時間前」に常温に戻したノンカフェイン製品をゆっくり飲むのが最も理にかなっています。少しぬるめのお湯で割って飲む方法も、胃腸への刺激を和らげる有効なアプローチです。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。