お酒が強い人の特徴とは?顔が赤くならない科学的理由と酒豪の真実

お酒が強い人の特徴とは?顔が赤くならない科学的理由と酒豪の真実

お酒が強い人の特徴とは?顔が赤くならない科学的理由と酒豪の真実について知っておくべき 理由を分かりやすい構成で解説いたします。

Q1:お酒に強い人は、どれだけ飲んでも二日酔いにならないのですか?
A1:いいえ、それは誤解です。アセトアルデヒドの代謝能力がどれほど高くても、過剰に摂取すれば血中アルコール濃度そのものが高止まりし、脳の脱水症状や胃粘膜の炎症、低血糖などを引き起こします。結果として翌朝に激しい頭痛や倦怠感、胃痛などの二日酔い症状を発症します。

Q2:昔は弱かったのに、社会人になって毎晩飲んでいたら強くなりました。遺伝子が変わったのでしょうか?
A2:生まれ持った遺伝子型が変わることは絶対にありません。強くなったと感じるのは、肝臓内のCYP2E1という予備酵素が一時的に活性化したか、脳がアルコールの毒性に麻痺して反応が鈍くなっただけです。肝臓や血管へのダメージは以前よりも深刻に蓄積されているため、過信は極めて危険です。

Q3:顔は全く赤くならないのに、少量で吐き気をもよおす人がいるのはなぜですか?
A3:アルコールを分解する最初のステップである「ADH1B(アルコール脱水素酵素)」の働きが通常より異常に速い体質が考えられます。エタノールが瞬時にアセトアルデヒドに変換されるため、ALDH2の処理能力が一瞬で飽和し、局所的な血管拡張(赤ら顔)を起こす間もなく直接胃神経を刺激して吐き気が誘発されるパターンです。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。