Q1:悪性リンパ腫は遺伝しますか?家族に罹患者がいると危険でしょうか?
A1:一般的に悪性リンパ腫は遺伝性の病気ではないとされています。親から子へ直接遺伝するがんはごく一部であり、後天的な遺伝子の傷、加齢、ウイルス感染(EBウイルスやピロリ菌など)、免疫力の低下などが複合的に絡み合って発症します。過度に遺伝を不安視する必要はありません。
Q2:ステージ4と診断された場合、余命宣告を受けることが多いですか?
A2:悪性リンパ腫では、初診時にステージ4であっても直ちに余命宣告を受けるケースは稀です。化学療法や抗体薬が非常によく効く性質があるため、まずは寛解を目指して標準治療を完遂することが最優先されます。進行度だけでなく、病型や患者の全身状態が予後を大きく左右します。
Q3:寛解した後に再発するリスクはどれくらいありますか?
A3:病型によって異なりますが、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の場合、再発の多くは治療終了後2年以内に集中します。2〜3年間再発がなく寛解を維持できれば、その後の再発率は大幅に低下し、5年経過で「実質的な治癒」と判断されます。定期的な血液検査や画像検査による経過観察を続けることが極めて大切です。