株式会社リクルートが展開するホットペッパービューティーの動向調査を見ても、40代男性のサロン利用頻度と美意識は過去最高水準を更新し続けている。若い世代のトレンドを牽引するMEN'S NON-NO的なエッジの効いたストリート感とは異なり、大人の男性誌UOMOが提唱するような「上質で抜け感のある佇まい」が現在の主流だ。
かつて一世を風靡した極端なツーブロックや刈り上げの主張が強すぎるスタイルは影を潜めた。現在は、サイドとバックのグラデーションを滑らかに繋ぐフェードカットや、襟足をタイトに締めて頭頂部の立体感を引き出すソフトショートが支持を集めている。スーツを着る月曜日の朝から、Tシャツで過ごす日曜日の午後まで、乾かすだけで自然なフォルムが完成する再現性の高さが求められているのだ。