鉄道各社が公表する所要時間は、あくまで「駅のホームに列車が到着する時間」であり、航空便を利用する乗客にとって本質的に重要なのは「駅から航空会社のチェックインカウンター、保安検査場までの所要時間」です。この現場検証において、東京モノレールは圧倒的な動線美を誇ります。
羽田空港第1ターミナル駅(JAL・JTA・スターフライヤー北九州便)および羽田空港第2ターミナル駅(ANA・AIRDO・ソラシドエア)におけるモノレールの改札口は、地下1階に位置しています。改札を抜けると目の前に出発ロビー(2階)へ直通する専用の上りエスカレーターと大型エレベーターが配置されており、改札口から保安検査場入口までわずか2〜3分で到達可能です。一方、京急の「羽田空港第1・第2ターミナル駅」は両ターミナルのちょうど中間地下深くに位置しており、降車後に自分が利用する航空会社のターミナル(第1は後方、第2は前方)へ向かって長い地下通路を数百メートル歩く必要があります。荷物が多く、歩行速度が落ちる状況下では、この距離差が体感時間として大きな負担となって跳ね返ってきます。
一方、かつて「乗り換えが複雑で階段が多い」と不評を買っていた浜松町駅 モノレール 乗り換え方法も、2026年現在の再開発事業の進展によって劇的な変貌を遂げました。JR浜松町駅の南口および北口コンコースのバリアフリー化とフラットな歩行者デッキの接続が進み、JR山手線・京浜東北線のホームからモノレール中央改札・南北改札へのアクセスが大幅にスムーズ化されています。大型のキャリーケースを持った旅行者でも、段差に悩まされることなく最短約3〜4分でのシームレスな乗り換えが可能です。