単なる観光農園にとどまらない独自の進化を牽引するのが、「株式会社いちごの里ファーム」を率いる小川錦緑氏の明確なビジョンだ。生産から加工、そして飲食・販売までを一気通貫で手がける「6次産業化」を早くから推進し、農業が持つ本来の可能性と付加価値を劇的に引き上げた。
自社工房で作られるオリジナルのジャム、洋菓子、ワインなどの加工品は、どれも素材の鮮度と風味がそのまま凝縮されている。農業を魅力的なエンターテインメントへと昇華させたアグリツーリズムの思想は、都市と地方を温かい食のストーリーで結びつける先進的なモデルケースとして全国から熱い視線を集めている。