基礎に不安がある生徒が独学でリスタートを切る場合、やみくもに難問へ手を出すのは禁物です。まずは英単語の効率的な暗記法と文法ルールの体系的な復習に絞り込みましょう。
英単語を覚える際は、「ノートに同じ単語を10回書く」作業を即刻やめ、「発音しながら意味を即答するテスト」を高速で回転させるのが最も効果的です。人間の脳は「思い出す動作」によって記憶を定着させるため、1単語に5秒以上かけず、1日30〜50語をテンポよくチェックする回数を週に3〜4回重ねるほうが圧倒的に定着率は高まります。
英文法のやり直しにおいては、中学1年レベルの基本文構造からスタートします。文法解説が平易な薄い問題集を1冊選び、以下の手順で進めてください。
- 例文の主語と動詞を指差し確認する:すべての英文で「何が主語で、どこが動詞か」を明確に意識します。
- なぜその解答になるのかを口頭で説明する:正解の選択肢を選ぶだけでなく、「なぜ他の選択肢が間違いなのか」を自分の言葉で言語化します。
- 間違えた問題にチェックをつけ、翌日必ず再テストする:解きっぱなしをなくし、自力で正解できるまで繰り返します。