表参道や銀座のトップサロンで日々顧客と向き合う美容師へのヒアリング調査によると、40代女性が抱える髪の悩みの上位は「トップと前髪のボリューム低下(74%)」「分け目の白髪の目立ち(62%)」に集中しています。ネット上では「薄毛が気になり始めたら前髪を作らない方がいい」という言説も見られますが、これは現場の実態とは大きく異なります。
実際には、薄毛カバー40代前髪スタイリングにおいて、前髪を作ることこそが最大の解決策となります。前髪を作らずにセンターで長く分けると、頭頂部の分け目が一直線に露出して地肌が目立ち、毛根に負担がかかりやすくなります。これに対し、頭頂部のやや奥(深め)から三角形を描くように前髪を持ってくる「深めバング」を設計すると、つむじ周りの薄さを隠しながら前髪に豊かな厚みを演出できるのです。
スタイリングにおける現場のプロ直伝テクニックは極めて明快です。ドライヤーで乾かす際、まず濡れた状態の前髪を「左右交互に引っ張りながら風を当てる」ことで、頑固な生え癖をリセットします。仕上げにオイルをつける際は、毛先から中間のみに微量を馴染ませ、前髪の根元には絶対につけないことが鉄則です。油分が根元につくと皮脂と混ざり合い、夕方のペタンコ髪や割れ前髪の原因となってしまいます。