順風満帆に見えたキャリアの途上、2014年12月に突如襲いかかった蜘蛛膜下出血。意識不明の重体となり、一時は生命の危険さえ囁かれる極限状態に陥った。医師からも厳しい予測が立てられる中、彼は奇跡的に一命を取り留める。
復帰への道のりは凄絶を極めた。体が思うように動かず、声を出すことすら叶わない焦燥の日々。しかし、彼は決して諦めなかった。「もう一度、あのステージで歌いたい」という執念にも似た情熱が、奇跡のステージ復帰をたぐり寄せたのだ。死線をくぐり抜けたことで、彼の歌声には以前にも増して圧倒的なリアリティと迫力が宿るようになった。