価格改定のアナウンスが流れるたびに、全国の主要百貨店や銀座・表参道のカルティエ旗艦店では異様な熱気が生まれます。特に象徴的なのが、ラブブレスの駆け込み購入に走る人々の動きです。
実際の現場取材やSNS上のリアルな体験談を検証すると、値上げ前のブティックでは以下のような現象が恒常化しています。
- 週末の来店予約枠が瞬時に満席:値上げ告知から数時間以内に、公式サイトの来店予約ページは改定前日まですべて「満枠」となります。
- 数時間に及ぶ当日入店待ち:フリー入場を認めている店舗では、オープン前から長蛇の列ができ、整理券を配った上で2〜4時間の待機が発生します。
- 深刻なサイズ欠け・国内在庫枯渇:ラブブレスやジュストアンクル、トリニティリングなどの人気サイズ(16〜18号、リングの黄金サイズ)は改定直前に国内在庫が完全に底をつき、「買いたくても注文すら受け付けてもらえない」ケースが続出します。
「値上げ前に買えば実質数万円の得」という心理が働くのは自然ですが、焦るあまりフィッティングが不十分なまま妥協したサイズを購入し、後からサイズ直しや買い直しに迫られるといったトラブルも散見されます。ジュエリーは永く肌に身につけるものだからこそ、熱狂に流されない冷静なフィッティングが求められます。