オープンワールドへと舵を切ったNintendo Switch用タイトルにおいて、ポケモンの生態系描写はかつてない立体感を獲得した。草むらを踏み分けて偶然出会う時代から、荒野の崖際で眠るネッコアラや、天蓋を睨みつける怪獣たちを目撃する時代へ。
単なる数値のやり取りだったロールプレイングゲームの枠組みは、シームレスな世界体験へと完全に昇華された。プレイヤーは単なるコマンド入力者ではなく、パルデアの風土を肌で感じながら戦術を組み立てるフィールドワーカーとなる。対戦環境の激変も、この広大な空間設計とグラフィックの進化があればこそ、よりリアルな手触りを伴って響いてくる。