世界地図の嘘と真実!面積が正しい地図で見る日本と世界の驚愕格差

世界地図の嘘と真実!面積が正しい地図で見る日本と世界の驚愕格差

世界地図の嘘と真実!面積が正しい地図で見る日本と世界の驚愕格差を徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。

地球を平面上に表現する投影法には、面積を正しく保つ「等積図法」、方位や距離を正しく示す「正距方位図法」、形状を維持する「正角図法」など数百種類が存在します。目的に応じて選ぶべき代表的な世界地図の特徴をデータで整理しました。

図法名 / 投影分類詳細・面積の正確性主な用途・一般的な基準編集部の見解・評価メルカトル図法
(正角円筒図法)面積の歪み:極大(極地ほど無限大に拡大)
角度:局所的に100%正確海図、航空航路、市街地Web地図(局所スケール)全体像としての面積比較には絶対に使用してはならない基準図法。モルワイデ図法
(擬円筒等積図法)面積の歪み:なし(完全な等積)
外周部ほど形状が斜めに歪む世界全体の分布図(人口・資源・気候帯)、教科書の見返し全世界の面積比を把握する基本形として極めてバランスが良い。ペータース図法
(等積円筒図法)面積の歪み:なし(面積比が極めて正確)
赤道付近が縦長、極地が横長に圧縮国連機関(UNESCO等)の啓発資料、国際NGOの統計南北格差の是正を主張する社会的意義は高いが、大陸形状の違和感が強い。正距方位図法
(方位図法)中心からの距離と方位が正確
外周部に向かうほど面積・形状が極端に歪む航空路図、ミサイル射程図、国連旗のシンボルデザイン特定都市(東京など)を中心とした最短飛行経路の把握に最適。オーサグラフ(AuthaGraph)
(正四面体多面体図法)面積の歪み:ほぼなし(極めて高い等積性)
形状の崩れを最小限に抑制現代の高校地理教科書、日本科学未来館、デザイン分野日本発の革新図法。長方形に隙間なく敷き詰め可能な最高峰の現代地図。

この比較の中でも特筆すべき存在が、建築家の鳴川肇氏によって1999年に開発され、2016年度グッドデザイン大賞を受賞した「オーサグラフ(AuthaGraph)世界地図」です。球体を正四面体に投影したのち平面へ展開する独自の手法を用い、大陸の形状崩れを抑えながらほぼ完全な面積比を維持しています。従来の地図のようにどこかの端で陸地を分断することなく、無限にタイリング(敷き詰め)して任意の地域を中心にした世界地図を作成できるため、現代の地理教育現場でも採用が進んでいます。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。