化学物質や病原体に対するリスク評価を担当する食品安全委員会は、海外の主要機関との情報共有を急いでいる。特に、先進的な規制手法を持つFDA(米国食品医薬品局)との連携は、グローバルな供給網における有害物質の発生事例を早期に把握するうえで欠かせない。
また、国際標準となっている衛生管理手法「HACCP」の全行程導入が海外サプライヤーにも強く求められるようになった。しかし、開発途上国の小規模生産者まで均一な衛生水準を維持させるのは容易ではない。サプライチェーンが複雑化するほど、管理の穴は広がる一方だ。