現在、北島は一経営者という立場を超え、スポーツ界の構造改革にも深く関与している。日本水泳連盟の幹部としての活動や、国際オリンピック委員会に関わる関係者との度重なる意見交換を通じて、スポーツの価値そのものをアップデートしようと試みている。
従来の日本スポーツ界に色濃く残っていた根性論や閉鎖的な組織体質に対し、北島はグローバルな視点とビジネス視点を取り入れた改革を提言。選手ファーストの環境整備はもちろんのこと、競技自体のエンターテインメント性を高め、持続可能な収益モデルを確立するための枠組み作りを推進している。彼が目指すのは、単に「泳ぎが速い選手」を育てることではなく、社会的インパクトを与えられる新たなアスリート像の創造だ。