従来、和食定食といえばどこか泥臭く男性的なイメージが強いジャンルだった。しかし、それを「スタイリッシュでおしゃれな空間で楽しむ定食」へと再定義したのが、おぼんdeごはんをはじめとする和カフェのパイオニアたちだ。明るい木目を基調としたインテリアと温かみのある照明は、一人でも気軽に入りやすい居心地の良さを創出している。
激しい変化を遂げる外食産業において、単に美味しい料理を提供するだけでなく、「空間や時間そのものを愉しむ」という付加価値を提示した功績は極めて大きい。健康意識の高まりとともに、外食でもバランスの良い食事を求めるニーズは年々強まっており、和カフェというカテゴリ自体が消費者の日常生活の中に深く定着した。